
JPMへ今後投資をするか考えたため少し調べて見ました。
- 株価 117$
- PER 9.4倍
- EPS 15.39
- ROE 14.7%
- 配当利回り 3.4%
米国の金融機関最大手の一つJPモルガン・チェース。
2000年に投資銀行のJPモルガンとチェース・マンハッタン銀行が合併して誕生したメガバンクです。
日本にもJPモンルガン証券があります。
JPMはバリュー株の部類になり、PERも9倍と割安な銘柄とされていて配当利回りも3.4%と魅力的な数字となります。
株価チャート

年初来から30%の下落をしています。
全体的にも景気に影響されているのか、かなり上下しながら上昇しています。
2008年リーマンショック以降は業績も良く右肩あがりのチャートをしています。
2020年はコロナが影響し、大きく下落する場面が見られます。
企業業績
発表日時 | 2019/01/15 | 2020/01/14 | 2021/01/15 | 2022/01/14 |
決算期 連・単 | 連 | 連 | 連 | 連 |
売上高 | 76,100.00 | 84,040.00 | 64,523.00 | 57,864.00 |
売上原価 | — | — | — | — |
販売費一般管理費 | — | — | — | — |
営業利益 | — | — | — | — |
税引き前当期利益 | 40,764.00 | 44,866.00 | 35,815.00 | 59,562.00 |
当期利益 | 32,474.00 | 36,431.00 | 29,131.00 | 48,334.00 |
減価償却費 | 7,791.00 | 8,368.00 | 8,614.00 | 7,932.00 |
研究開発費 | — | — | — | — |
EPS | 9.04 | 10.75 | 8.89 | 15.39 |
潜在株式調整後EPS | 9.00 | 10.72 | 8.88 | 15.36 |
一株当り配当 | 2.48 | 3.3 | 3.6 | 3.7 |

売上高、利益に関しては右肩上がりとなっています。

EPSも右肩上がりに上昇しています。
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貸借対照表

銀行は一般の企業とは異なり、原価がかかるような業務は殆ど無く、資産とされる預金は預金者への負債として計上されるため負債として上記のように表示されるようです。
同様にウェルズファーゴも似たような貸借対照表となっております。
配当実績

リーマンショック時には大きく配当を減らしていますが、以降は右肩あがりで上昇しています。
配当性向も32%と悪くない数字だと思います。
JPMの見通し
現、CEOのジェイミーダイモンの手紙では米国経済は好調としながらも足元のインフレによるFRBの利上げに警戒し、それに対しての備えをしているとあります。
見解
現在米国の10年債利回りは3,4%と大きく上昇しています。
長期金利が上がれば銀行株は恩恵を受けると言う記事を見ましたが、現在の長期金利上昇の要因は複合的な要因が多すぎて当てはまらないように思えます。
これから発表されるFRBの利上げ目下1ポイントの大幅利上げが予測されております。
FF金利2.25~2.5%より1ポイント上昇となれば3.25~3.5%となります。

Fedウォッチツールによると市場参加者は1ポイントの利上げをまだ織り込んでいないということになりますのでどちらにせよ、まだまだ米国株自体が下がる公算が高さそうです。
JPM株購入に関しては今回は見送ることにし、次回決算内容により購入しようかと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
※当ブログは個人的見解を記録したもので投資勧誘を目的としたものではありません。
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