債権投資①

債権とは

債券と一口に言ってもいくつか種別があるようです。主に国が発行する国債、企業が発行する社債があります。また償還までの期間や利率もさまざまです。 また償還までの期間や利率もさまざまです。 発行体がなくならない、つまり国や企業がなくならない限り満期まで保有していれば投資した金額と定期的な利息を受け取ることが可能です。 ※購入した債権によっては利息が付かない物もあります。

債権投資のメリット・デメリット

メリット

・銀行よりも高金利

・途中売却によるキャピタルゲインを狙える

・定期的に利子を受け取れる

デメリット

・発行体の信用度の低下による元本の未払いや利息の未払い

・流動性リスク(発行体の信用低下により売却したくても希望の価格での売買が不可)

・市場金利の影響を強く受けやすい

上記のことから発行体の信用度をあらかじめ調査し吟味する必要はあるかと思います。

債券の価格と市場金利の関係

債券の価格と市場金利の関係 債券は償還期限まで持っていれば、基本的には額面金額が返ってきます。 市場金利の影響を受け、金利が下がると債券価格は上がり、金利が上がると債券価格は下がるといった価格の変動が起こります。

例)利率が3%、100万円の債券を購入したとします。(満期までは1年とする。) 1年間に3万円の利息を受け取ることが可能な債権。(税金考慮せず) その後、市場金利が5%に上昇すると市場金利では新たに発行される債券や他の金融商品に投資すると利益が出る可能性が高いため 利率3%の債券は価格が低下します。その際に3%で運用していた債権は98万円まで価格が下がります。 なぜなら98万円で購入できれば償還期限には100万円(キャピタルゲイン+2万)が利益になり、最終的に2万円の利益と利息の3万円で収益が5万円となって、5%で運用できる債券や他の金融商品とほぼ同等の利益が得られるからです。 市場金利が下がった場合は逆の原理が働きます。このような仕組みで債券価格と金利は一方が上がれば、もう一方は下がるという関係で連動しています。

債権選びのポイント

・償還期限

・利率

・発行体の信用度

上記が重要になるのではと思います。 もちろん外国債券を購入する際は、為替差益も考慮する必要があります。 特に現在アメリカではFRBが利上げを行っており早ければ利上げは来年には落ち着く公算が高いため債権購入を検討するタイミングには今がベストなのではと思います。債権についてはいずれまた書こうかと思います。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

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