GOLD(バリックゴールド)

インフレ時のリスク対策として金や金鉱株等が注目されます。

バリック・ゴールド(Barrick Gold Corp)は、主に金と銅の生産と販売、および探査や鉱山開発などの関連事業を行う金鉱会社。

カナダのトロントを拠点とし、世界有数の金・銅の生産者であり、北米、南米、アフリカ、パプアニューギニア、サウジアラビアに金や銅の鉱山を保有。

インフレ時には金が上昇傾向があります。

経済が良好の時は株を持っていれば配当金がもらえたり、株式のキャピタルゲイン等により利益を得ることができます。これにより株価はさらに上がっていきます。

対して金は保有しているだけでは配当金などの利益を生み出すことはありません。

逆の場合、経済が悪化すると株を保有していても配当金が減ってしまうなど、保有していても利益を得ることができず、これにより株を手放す人が増え、さらに株価は下落する傾向があります。

しかし金は、経済が悪化しているときでも大きく価値が下がることはなく、株の不安定さと比べたときに金の安定性は高いとされています。

株価が落ち込んで需要が増えれば金の価値が上がり、株価が伸びて需要が減れば金の価値が低下する、これにより金と株価が逆相関の関係になるという話ですが、今回は金価格と同じ動きをするGOLDについて調べてみました。

金先物価格 

世界の株価と日経平均先物より抜粋 https://nikkei225jp.com/

大きく上下することなく推移しています。

S&P500指数とGOLDの相関関係は以下の通りです。

GOLDの業績は常に良いわけではありませんが、貸借対照表で見る限り資産が負債より多いため バランスシートは悪くないように思えます。

楽天証券より引用

配当利回りは1.82%と高くありませんが、ただ金に投資するよりは魅力的な株だと感じました。

今回GOLDは購入しませんがインフレ時に対するリスク分散としては金関係への投資も考慮すべきかは、今後経験していく中で自分の中で答えが出せれば良いかなと思います。


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