CHD(チャーチアンドドワイト)

個別株分析
  • 株価98.7$
  • PER28.67倍
  • EPS3.38$
  • 配当利回り1.10%
  • 粗利益率43.6%

CHDは1846年に創設され重曹を初めて販売したとされる企業です。

消費者向け製品事業では、家庭用およびパーソナルケア製品の両方を含む国内消費者向けと、主にパーソナルケア製品で構成されるコンシューマーインターナショナルの2つのセグメントに編成されています。

CHDはM&Aを積極的におこなっており売上の80%以上を占めるブランドがM&Aで獲得したブランドになります。

日本にもCHDの製品が販売されていますが、私自身あまりみたことがありません。

同業他社であるP&Gの時価総額(百万ドル)363,778.70$に対して23,070.27$となっており、

P&Gと比較すると小さな企業です。

CHDの業績推移は以下の通りです。(楽天証券引用)

2021年連結決算から引用

売上高5,190.10
売上原価2,926.6056.39%売上高に対する原価比率
販売費一般管理費969.9042.85%粗利益に対するSGA費
営業利益1,079.1047.67%粗利益に対する営業利益率
当期利益827.5015.94%当期純利益率
減価償却費68.46.34%減価償却費率
研究開発費105.29.75%研究開発比率

SGA費は少し高めのイメージがあります。

M&Aにお金を使っていますが、株主還元もしっかりおこなっている企業で連続増配は20年以上になります。

株価の上昇と配当の組み合わせを反映した総株主還元(TSR)において2019年には、8.3%のTSRを達成。過去10年間(2010年から2020年)で、年間TSRは約20.1%。

これは、同期間のS&P 500株価指数の11.2%TSRよりも大幅に優れていました。ドルベースで、2010年1月1日にCHD株とS&P 500株価指数にそれぞれ1,000ドルを投資した場合、CHD株の投資は2019年12月31日に6,280ドルの価値があることになります。S&P500の投資は2,559ドルの価値になります。

過去10年間のチャートは以下のとおりです。

チャートは素晴らしいチャートをしています。

興味のある個別株ではありますが、今回はウォッチリストに入れるだけにしておきます。

理由としては売上原価の上昇が見込まれるため利益を圧迫する恐れがあり、増収増益が見込めなず、決算ミスにより株価がさがる恐れがあると判断しました。

本当は買いたいですが手持ちの現金比率を変えたくありませんので買わない理由を考えました。

ご覧いただきありがとうございました。

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