
連邦公開市場委員会(FOMC)は米国の金融政策を決定する会合のことで、FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。
このFF金利(フェデラルファンドレート)を決定し、景気拡大が行きすぎないように誘導目標を上げたり下げたりしているようです。
最近ニュースでFRBのパウエル議長が利上げについての発言をよく見ます。
そこで市場参加者がどこまで利上げを織り込んでいるかを表すグラフがありましたので紹介させて頂きます。
FedWatchツールhttps://www.cmegroup.com/ja/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

上記のような見方となります。

また、Compare” タブは現在、1日前、1週間前、1か月前の過去データを確認できます。

ドットプロット(金利予測分布図)というのもあり、FOMCの各メンバーの政策金利予想を長期に渡り反映してきたドット・プロットも、CMEの FedWatch ツール で確認することが出来ます。各メンバーの予想は、それぞれ点(ドット)として表示されています。例外は赤い点で、これは、FF先物が示している年末の政策金利水準です。 また、青い点は、FOMCメンバー全体の予想から割り出される中央値です。 このデータは、“Table”タブで、図表としても提供されています。

このようにFed Watch ツールはCMEの公式サイトから日本語版で誰でも無料で使えます。
長期投資の私はあまり使用する頻度が少ないかもしれませんが金利の動向は知っておいて損はないかと思います。
昨年末から利上げが示唆され、年始あたりから株は下落が進んでいました。
利上げ実行は下記の通り2022年3月末頃に行われています。

買い時の一つの判断材料にもなるかもしれません。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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