ISM製造業景況感指数

今回は景気判断指標であるISM景況指数について調べてみました。

  1. ISM製造業景況感指数とは
  2. ISM製造業景況指数とS&P500を比較
  3. ISM製造業景況指数は買いの判断になるのか?

ISM製造業景況感指数とは

米供給管理協会(ISM)製造業購買担当者景気指数は、製造業における景況感を示す指標であり、

400以上の企業の購買担当者にアンケート調査を行って発表され指数です。


多くの指標の中でも最も早い日に発表されることから、景気の先行指標として見られています。

指数は新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの項目の総合指数となっており、

指数が50を下回ると景気後退、50を上回ると景気拡大と言われています。

特に、新規受注や生産などの数値は注目されているそうです。

現在の指数は以下の通り47.4です。

ISM製造業景況指数とS&P500を比較

引用:https://jp.tradingeconomics.com/united-states/business-confidence

引用:https://jp.tradingview.com

ITバブル崩壊は、2000年3月から2002年10月にかけて発生。

1990年代末から2000年代初めにかけて、インターネットや情報技術産業に対する投資が急増し、これによって株価が急騰しました。

しかし、この過剰な投資が実態を超えたことから、株価は急落し、多くのインターネット企業や

IT企業が破綻したり、業績が大きく悪化したりしました。

世界金融危機は、2007年から2008年にかけて発生。

世界的な金融システムの危機で、米国を中心に、不動産市場のバブルが崩壊、住宅ローンなどに

関連した証券化商品の価値が急落し、多くの金融機関が深刻な損失を被りました。(サブプライムローン

世界的な金融市場の不安定化を引き起こし、多くの金融機関が破綻、

政府による救済を受けることになったりしました。

また、企業の倒産や失業率の上昇など、経済全般にわたって深刻な影響をもたらしました。

コロナショックは、2020年に新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、世界経済に深刻な影響を与えたことから発生。

世界中で多くの国や地域で外出制限や経済活動の停止などが実施され、消費や投資が減少したため、世界経済は大きな打撃を受けました。

多くの企業が業績が悪化し、倒産するなど深刻な状況となり、失業率が上昇したことにより、

社会的な影響も多くでました。

ISM製造業景況指数は買いの判断になるのか?

あくまでも指数のひとつですので他の指標と組み合わせ見ていくべきです。

他の指標とは市場に大きく影響をあたえる金利等をみていけば良い思います。

金利とは以下の3つを指します。

1.政策金利(短期金利)

2.長期金利(10年債利回り)

3.社債利回り

上記3つに関しては次回書いていこうと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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