5月に22年ぶりとなる0.5%の大幅利上げと「量的引き締め」と呼ばれる金融資産の圧縮が決定し、米国株が軒並み下落しました。
ですので今回はインフレ時に強いセクターについて調べてみました。
インフレ時に強いとされているセクターは以下の通りです。
- 不動産
- エネルギー
- 公益事業
- 素材
上記のセクターがインフレ時に強いセクターとされています。
その中で今回はエネルギー(石油・ガス)セクターについて調べてみました。
マネックス証券のスクリーニング機能を使いエネルギーセクターで高配当(3%以上)で連続増配(9年連続)とされる企業は以下の通りです。

上記6銘柄で年初来から上昇している企業はスターグループ以外は株価が上昇しています。






年初来の株価騰落率
- CVX +47%
- ENB +14%
- PSX +30%
- SGU -9%
- TRP +20%
- XOM +51%
株式指標は以下の通りです。

これらのエネルギー株は現在大きく株価が上昇しています。

FRBの利上げ、インフレ懸念、ロシア・ウクライナ問題などの多くの材料により上昇を続けています。
特にロシア・ウクライナ問題により世界にエネルギー資源が回らなくなり原油価格が高騰しています。
OPECは5月5日の会合で、6月も小幅増産にとどめることで一致し前日にEUがロシア産の石油の輸入禁止を打ち出し、大幅増産は見送られることとなった。
今、世界では脱炭素の動きもあり、原油増産に踏み切れない状況です。
過去に1980年代に起こった第二次石油危機にて原油が不足したことにより油田の開発・生産が行われた、さらに世界的に石油の需要が減少したことにより大きく原油価格が下落したことがります。
今回も状況が似ているが同じことは繰り返さないため石油の大幅な増産は見込めないかと思います。
原油価格の高騰はしばらく続く見込みが高いと思います。
原油価格の上昇は上記の企業には追い風になる可能性が高いので今まで以上に株価が上昇する可能性が高いかもしれません。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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